【元ダンサー×現WEBデザイナーが語る!!】アートとデザインの違い

こんにちは!Good Timesのあきら@Good_Time_sです。

今回は、「アートとデザインの違いについて」です!

ここ数年、デザイン思考がものすごく重要視されてきていますね。それに伴って、働く環境が良くなったためか、クリエイターやデザイナーと呼ばれる人たちが増えてきていると感じます。

僕をフォローしていただいている人たちの中でも、3割ぐらいがデザイナーやクリエイターとして活躍されている人たちです。

しかし、デザイナーが増えてきている中、僕自身が思うに、デザインとアートをごっちゃになっていると感じるときがあります。ごっちゃになっていると感じている理由は、

「僕が、アートとデザインを経験したことがある」からです!

デザイナーの方がアートに関わることは、少ないと思います。なぜなら、まったくの別物だから。

そのため、今回、過去のアートの経験を元に「アートとは?」と「アートをどうやって作るのか」をご紹介した後に、それからわかる「アートとデザインの違い」を説明していきたいと思います。

過去のアートの経験:あなたは何者??

まず、最初にアートの面で、僕がどういう経験をしたのかを説明していきます。

僕のアートの経験は、ストリートダンスです。

学校の鏡(窓ガラス)に向いて練習したり、夜中に駅構内やクラブに行って、踊ったりしていました。

ジャンルはヒップホップで、めちゃくちゃ染まってました。

↑当時の写真

帽子を深くかぶって、ブカブカのTシャツとズボンを着て、ジョーダンの靴を履いて、大学の授業に出ていました。教授には何度も怒られました(笑)

ストリートダンスをしていた期間は、3年(高校3年生~大学3年生)です。

その中で、これがアートだと思える瞬間をピックアップしてみました!

 

ダンス留学:黒人のダンスのオリジナリティ

大学1年生の夏休みに、アメリカのロサンゼルスへダンス留学に行きました。

そこで、初めて海外の人たちとダンスをしましたが、上手すぎて。。。

特に黒人の方が、ズバ抜けて上手かったです。というより音楽で遊んでいるといった方がいいかもしれないですね。

ストリートダンスは、基本的には黒人のほうが、上手いです。

理由は、2つあって、1つはリズム感。これは一緒に踊ってみると圧倒的に違います。幼少期からヒップホップやソウルといったブラックミュージックを聞いているため、黒人はリズム感が優れていると言われています。

もう1つは、表現力です!これがアートの面です!

黒人は、オリジナリティ溢れるダンスをします。流れてくる曲に合わせて、動物のマネをしたり、老人や子供のマネをしたりします。しかもそれを人によって違う表現をすることが本当に驚きました。同じ曲でも、ある人は老人。ある人は子ども。ある人はヒーロー。といった具合に各々で違う表現を速攻で切り出してきます。たぶん、ダンスやられていない方はあまりピンと来ないと思いますが、生で見るとかなりヤバいです!

 

Who are YOU?との出会い

この黒人のオリジナリティってどこから来ているのかなーと思っている矢先に、ヒップホップダンスを生み出した人と会う機会がありました。その人が言っていたのが「俺たちはパクリじゃない。自分を表現してるんだ!」と。

そして、その後に「Who are YOU?」って僕に聞いてきました。

ここでいう「Who are You?」は、あなたは何者ですか?という意味。

その答えをダンスで表せ!それがヒップホップダンス!!!と強く言われました。

ここから、アートとは「自分が表したいことを表すこと」だと僕は、思います。

 

アートとデザインの定義

ここからは、アートとデザインの定義を見ていきたいと思います。

アート(芸術)とは?

新明解国語辞典では、「一定の素材・様式を使って、社会の現実、理想とその矛盾や、人生の哀歓などを美的表現にまで高めて描き出す人間の活動と、その作品。文学・絵画・彫刻・音楽・演劇など。」と定義されています。

要するに、「人間の感情や、社会を表すもの」と言えます。

デザインとは?

デジタル大辞泉では、「建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。 図案や模様を考案すること。目的をもって具体的に立案・設計すること。」と定義されています。

 

アートとデザインの違いって?

ターゲットの存在

アートの定義をよく見ると、作るときにターゲットとなる人達を絞り込まなくてもよいことが分かります。しかし、デザインでは、「目的をもって具体的に」という言葉があることから、ユーザーを絞りこむ必要があります。

この違い理由は、目的が大きく違うからです。

アートの場合、「社会の現実、理想とその矛盾や、人生の哀歓などを美的表現にまで高めて描き出す人間の活動と、その作品」と書かれているので、「人間の心情や社会について表現すること」が目的となっています。なので、見る・読む人がどんな心情になるのかは重要視されていません。

一方、デザインの場合、「実用面などを考慮して造形作品を意匠すること」や「目的をもって具体的に立案・設計すること」といったように、誰かが使う・見ることを前提に、設計していきます。なので、使う・見る人の存在をしっかりと把握する必要があります。

 

ストリートダンス×WEBデザイン

僕がダンスでショーケースを作るとき、チョー直感的で作っていました。曲を聞いて、想像したダンスや光景を、そのまま形にするといった感じで作っていました。つまり、観客がどう思うかよりも、「自分がちゃんと表現できているか」の方が大切でした。

しかし、WEBデザインでダンスと同じように作ると、自己満足だけのサイトになってしまいます。自分のことを表現できているかよりも、「相手がどう感じるのか」の方が大切です。

つまり、「主語(私or相手)」が大きく違ってきます!

 

あなたのデザインの主語は誰?

いま、あなたが作っているデザインの主語は、誰ですか?

案外、自己満足で終わっているサイトの方が、多いと思います。(自分も含め。。。)

例えば、WEBサイトを作って終わっているケース。

正直、どれだけ凄腕デザイナーでも、ポンッとWEBサイトを1回作って、それだけでユーザーの満足いくものを提供できるかと言われると、答えはノーだと思います。ユーザーの反応を見て、どこが悪いのかを考え、サイト改修していく必要があります。これを続けることによって、WEBサイトはユーザーにとって良いものが出来上がります。この出来上がるまでの工程を僕は、WEBデザインと今の時代において言うのではないかと思います。もちろん、他のデザインにおいても同じです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

アートは、「人間の心情や社会について表現すること」、デザインは、「目的をもって具体的に立案・設計すること」でした。そして、大きな違いは、「ターゲットの存在」です!

この記事を元にアートとデザインの違いを再確認していただけたらと思います!

ぜひ、ユーザーにとって良いものを提供していきましょう!!

では!