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【食パンが864円!?】乃が美(のがみ)のたった5年で全国展開に成功したマーケティング

今回、ご紹介させていただくのは「乃が美(のがみ)」というパン屋のマーケティングです。

2013年に上本町の総本店をオープンしました。

それ以来、行列ができるほどの大人気店になり、2016年には「パン・オブ・ザ・イヤー 食パン部門」(パンスタ主催)で金賞を受賞。

現在、全国各地に77店舗拡大し、2018年には47都道府県すべてに出店する予定だそうです。

 

今回は、「乃が美(のがみ)」がわずか4年でなぜここまで大きくなったのかを、

商品の質とマーケティングの視点から説明していきます。

(マーケティング中心に説明しています。)

 

高級「生」食パン「乃が美(のがみ)」の質の高さ

出典:高級「生」食パン専門店の乃が美ホームページより

 

プレミアム商品にとって質の高さは必須です。

「乃が美(のがみ)」の食パンは美味しいです。

僕も実際、食べたことがあるんですが、今までにない食パンって感じです。

「乃が美」の食パンを食べてしまったら、もう他の安いパンが美味しいとは思えません。

 

何が、美味しいと感じさせるのか。

それは、「やわらかさ」です。

この「やわらかさ」が今までにない食パンを表しています。

この「やわらかさ」を生み出すために2年もかかったそうです。

 

実績としては、

「パン・オブ・ザ・イヤー 食パン部門」(パンスタ主催)で金賞を受賞し、「Yahoo!検索大賞2017」の食品部門賞にも受賞しました。

百貨店でも5分で完売し、店の前に行列ができるため、整理券方式で運営しているお店もあるとか。

ここから「乃が美」の食パンがどれだけ質の高く、そしてユーザーの満足度が高いかが、わかっていただけたのではないでしょうか。

 

しかし、プレミアム商品はただ美味しいだけで売れることはありません。

マーケティングがすごく重要です。

マーケティングが優れているからこそ、これだけ人気が出たと思います。

だから、今回、あまり他のサイトで触れていないマーケティングをまとめてみました。

 

マーケティング①:ブランディングの一貫性

 

「乃が美(のがみ)」さんは「和、大人」でブランド形成していると思います。

↓こちらが「乃が美(のがみ)」さんのホームページです。↓

出所:http://nogaminopan.com/

 

まずロゴマークから見ていきます。

筆文字を採用しており、和を感じさせます。

また、行書体にすることで、若者向けよりも大人な感じを表しています。

WEBページも最初のタイトルの背景に木目を使っています。

ロゴマークと同様、和や大人を感じさせますね。

そして、店の外装は、白黒とシンプルな作りになっており、

若者向けのデザインよりも、大人向けかつ和を感じさせるデザインとなっています。

 

このようにすべてのデザインに「和と大人」を一貫しているマーケティングが重要です。

この一貫性がユーザーにとってとてもわかりやすく、受け入れやすい状態にしているのです。

 

マーケティング②:ブランディングの差別化

上の図は競合他社と「乃が美」との比較を表したものです。

和風か洋風か、高級感か庶民的かで分けて考えたとき、

高級食パンを取り扱っている多くの競合他社は、洋風で高級感のあるブランディングをしていました。

それに対し、「乃が美(のがみ)」さんは、和風を強調したブランド形成をしていました。

 

「乃が美」さんは完全に差別化できていますね。

競合他社が少ないところで戦ったからこそ、素晴らしい実績が勝ち取れたと思います。

でも、競合他社が少ないところで戦ったから、といって必ず売れるというわけではありません。

 

重要:ブランディングの一貫性が肝!

 

1つ問題があるのです。

それは、ブルーオーシャンである場所が、和風ということです。

 

パン自体はヨーロッパから生まれたもので、日本国民にとって洋風というイメージが強いです。

「和風のパン? なんだそれ?」というように消費者にとって戸惑いが生まれます。

だから、競合他社は洋風なブランドを形成していったのでしょう。

このイメージをどう覆すことができたのでしょう。

 

それは「ブランディングの一貫性」です。

 

「日本」という言葉を多く使ったり、プレミアムではなく、「高級」を商品に名前に入れたり、またデザインをすべて和風にすることによってユーザーに戸惑うことなく、認知させることができました。

「日本」という言葉やイメージが、日本国民に響いたのかもしれませんね。

日本国民にとって「日本、和」というイメージは、安心、安全、高品質、美味しいなどを持ち、受け入れやすい=買ってみようとなったのでしょう。

消費者に納得感を与えられたことが、ヒットするカギとなりました。

 

マーケティング③:SEOが素晴らしい

もう一つの差別化があります。

それは「SEO」です。

 

SEOとは検索順位を上げるための戦略です。

「食パン」と検索すると、一番上に「乃が美(のがみ)」さんが上がってきます。

さらに「Yahoo!検索大賞2017」の食品部門賞にも受賞しています。

これは素晴らしいことです。

完全にWEBを使いこなしていますね。

 

現代において、WEBは重要なものです。(Google先生と呼ばれているぐらいですし)

つまり、検索順位を上げることによって、売上は大きく変わります。

パンを取り扱っている企業で、ここまでSEOを徹底しているのは珍しいですね。

だからこそ、急成長ができたのでしょう。

 

また、WEBサイトもユーザーにとってわかりやすいように作られています。

上のメニューバーは、パッと見ただけでわかる言葉を使われています。

また、予約という言葉をユーザーが見つけやすい場所(一番上)に持ってくることによって、

ネットショッピングしたい方には、戸惑うことなく行くことができます。

ただサイトを訪れた人も「ネットでも買えるんだ」と思わすことができます。

同じWEB制作者として勉強になります。

 

このようにSEOやWEBサイトは、マーケティングにおいて非常に重要なポイントとなります。

私たちもWEB制作やSEO施策、WEBマーケティングをお仕事にしておりますので、何かWEB制作、SEOに関するご相談やご要望などございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。(お問い合わせ)

 

まとめ

 

今回、ご紹介した864円の高級食パン 乃が美(のがみ)が売れる理由は

今までにない美味しさ

ブランディングの一貫性

マーケティングの差別化

SEOが素晴らしい

です。

 

今回はマーケティングの話を中心に話してきましたが、

「味が美味しい」というのがやはり重要です。

まだ食べたことない方は、ぜひご賞味ください。

 

参考URL=”https://toyokeizai.net/articles/-/203385

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